パソコン好きで自作、カスタマイズを数十台やってきた私が、失敗しないためのノートパソコンの選び方を教えます。
絶対に押さえてほしい最低限のスペック
電気屋で店員さんに上記のスペックを伝えると、そんなにスペックは必要ないと言いながら、Celeron CPU、4GBメモリ、HDDストレージのようなPCを勧めてくるでしょう。
ですが、それは罠です。
予算は大事ですが、それなりの金額で購入したパソコンの動作が遅く、全く使わないのでは本末転倒です。
ならば初めから、ある程度の金額差は我慢して初期投資する方が、ストレスなく使えますし、長期的に考えれば買い替えの頻度も下がりお得です。
私が、この記事を書いてるPCは2011年製ですが、CPUとストレージは上記スペックと同じため、サクサク快適に動作します。この先、さらに5年以上は問題ないように思います。
インターネットや動画を見たり、資料作りをするだけの方は、上記スペックを満たせていれば、お好きなPCを選んでいただいて大丈夫です。選ぶ時間がない人は、私が何点かピックアップしておいたので参考にしてみてください。
パソコンの各パーツの役割と選び方のポイント
ゲームや動画編集を考えている方に向けて、どこまでスペックを求めれば良いか解説していきます。
CPU
CPUはパソコンの頭脳にあたります。
3D映像の表示と動画の書き出しは、大量の計算が必要になるので、性能の良いCPUが必要です。
CPU | 用途 |
---|---|
Core i7 | ゲーム、動画の編集 |
Core i5 | Webサイトの閲覧、Youtubeなど動画鑑賞、レポートなど資料の作成 |
3Dゲームや動画編集を安定して快適に行いたければ、CPUはCore i7以上にしましょう。
メモリー
メモリーはパソコンが計算中に使用する一時記憶装置です。
なので、メモリーのサイズを増やしすぎても、CPUの性能(計算速度)によっては過多になる場合があります。
メモリサイズ | 用途 |
---|---|
32GB | 動画の編集、ゲームの多重起動 |
16GB | ゲーム |
8GB | Webサイトの閲覧、Youtubeなど動画鑑賞、レポートなど資料の作成 |
CPUがCore i5なら8〜16GBまで、Core i7なら16GB〜32GBにするのが、CPUとメモリーお互いに無駄がなくパフォーマンスを発揮できます。
ストレージ
メモリーは一時的なものを記憶するので、電源が切れると記憶が消えます。
ストレージは電源が切れても記憶が消えません。なので、画像、文章、ソフトやOSのデータを保存しておけます。
ストレージはSSDとHDDの2種類あり、SSDの方が値段が高いですが、ストレージはゲームや動画の編集をしない場合でも必ずSSDを選んでください。
PCの速度アップは、SSDにすることが一番効果的です。SSDにすることで、パソコンの起動と終了が数秒で完了でき、キビキビ動くようになります。
容量については、足りなくなれば、外付けのストレージを簡単に繋げられるので、256GBあれば十分です。
GPU(グラフィックボード)
映像専用に計算をしてくれる、パソコンの補助頭脳です。
なので、3Dゲームを快適にしたいと考えている人は必須のパーツです。
各ゲームによりGPUの必要スペックが違うので、購入前にゲームの公式サイトから必要スペックを確認するようにしてください。
Microsoft Office
Microsoftオフィスが必要な方はオフィスがセットになっているPCを購入しましょう。
あとで、オフィスだけ追加購入しようとすると、かなり割高になるので注意してください。
バージョン | 使用できるソフト |
---|---|
Personal | ・Word ・Excel ・Outlook |
Home & Business | ・Word ・Excel ・Outlook ・PowerPoint |
オフィスのバージョンの違いはPowerPointの有無です。PowerPointを使用しない方はPersonalで十分です。
おすすめの製品
数あるショップとパソコンの中から目的のものを選ぶのは難しいと思うので、安心できるショップと、安心品質のパソコンをいくつかピックアップしておきました。
Webサイトの閲覧、Youtubeなど動画鑑賞、レポートなど資料の作成には
日本メーカー
日本メーカーの特徴は、とにかくサポートが手厚いです。困ったらすぐに電話で助けを求めたい方におすすめです。
また、品質に不安はないのでサポートが不要な方にもおすすめできます。
海外メーカー
海外メーカーは、パソコンに初めから入っているソフトを削減したり、日本メーカーほどのサポート体制ではない代わりに値段がリーズナブルになっています。
性能については、日本メーカーと差は無いどころか、良いものもあります。
ゲーム、動画編集におすすめ
GPU(グラフィックボード)の性能で価格がかなり変わります。
リーズナブルなものを選んでも良いですが、失敗しないために有名で実績のあるGALLERIAシリーズを選ぶのもアリです。
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