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看護師がおすすめするパルスオキシメーター5選

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コロナ感染が広がる現在、「パルスオキシメーター」の存在を初めて知った方もいると思います。私は循環器病棟で10年近く働き、その後は訪問看護師として働きましたが、パルスオキシメーターはどちらの職場でも毎日使う必需品でした。

パルスオキシメーターとは?

パルスオキシメーターとは、指先など体に光を透過させることで、動脈血の酸素飽和度(SpO2)を計測できる測定器です。

酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。プローブ(測定部)にある受光部センサーが、拍動する動脈の血流を検知し、光の吸収値からSpO2を計算し表示します。

つまり、酸素飽和度(SpO2)が低くなると息が苦しくなります。

酸素飽和度(SpO2)の基準値は?

一般的に96~99%が標準値とされ、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れない状態(呼吸不全)の可能性があるため、適切な対応が必要です。

コロナが流行し、医療崩壊が心配されている中、感染しても在宅療養となるケースも想定されます。「息が苦しい」と言っても、感じ方は人により変わりますが、SpO2を測る事で数値化できます。パルスオキシメーターを持っていれば、在宅療養中にも状態の悪化にいち早く気付け、数値で病院や保健所などへ正確に伝えることができます

おすすめのパルスオキシメーター

近頃では、個人でも安価にパルスオキシメーターが購入できるようになりました。

既に売り切れも多いですが、私が見つけたオススメのパルスオキシメーターをいくつか紹介します。

※2021/8/24現在 Amazonで売り切れでも、楽天やYahooには在庫があるケースが多いようです。

富士コンテック FC-P01

お手頃な価格で人気のため、売り切れている事も多いですが、定期的に在庫は復活しています。
レビューでも高評価を獲得しています。

ドリテック OX-101

日本の計量機器メーカー、ドリテックのパルスオキシメーターです。

ドリテックのパルスオキシメーター は、ニュース映像でも実際の現場で使用されているのを良く見かけますし、レビューでの評価も高いです。

測定可能な体重は15キロ以上からです。

NISSEI パルスフィット BO-650/BO-750/BO-750BT

日本の医療機器メーカー、日本精密測器のパルスオキシメーター です。

安心の日本国内製造で測定精度のJIS規格にも適合しています。医療機器の認証も受けており、3年保証も付いています。

小児から高齢者まで使えます。

小池メディカル サーフィンPO

日本の医療機器メーカー、小池メディカルのパルスオキシメーター です。

サーフィンPO、サーフィンPOプラス、サーフィンPOミニと3モデルあり、サーフィンPOプラスは、サーフィンPOにアラームなど便利な機能が追加されたモデルです。

サーフィンPOミニは指の細い人にもフィットするサイズおよび形状になっており、アジャスターなど不要で小児の子供から指の細い方まで正確に測定できます

全て医療機器の認証も受けており、1年保証が付いています。

トライアンドイー マイケアOX EC82G

日本国内製造のパルスオキシメーターで、かつ専用のインナーアジャスターが付いています。
私も経験がありますが、指の細い幼児やお年寄りは上手に測れない事があります。
こちらは専用のアジャスター付きで、指の細い人でも測定が可能です。

2歳児くらいから、ご高齢の方まで広い年代で測定可能です。

同じメーカーのこちらの製品も幼児の測定が可能です。

2021/8/13 追記

感染者の急増に伴い自宅療養が増え、それに伴いパルスオキシメーターの需要と役割が高まってきています。

上記では、機能と価格面でコストパフォーマンスの良い製品を紹介しましたが、より精度の高い測定値や品質を求める方のために、価格は高くなりますが、医療機器で有名な大手メーカーが販売している、信頼できる製品を以下に何点か紹介します。

ニプロ マイティサット

テルモ  ファインパルス SP2

コニカミノルタ パルソックス

まとめ

コロナの流行に伴い、体温計のようにパルスオキシメーターも一家に一台の時代が来るのかもしれません。

あまり広く知られた機器ではなく選ぶのに迷うと思いますので、参考にしてみてください。